無料講習

s-29.2.27 011

1 区     平成29年2月6日【北九州市立商工貿易会館】

テーマ : 今どきのヤングヘアー&シニアヘアー&ヘアケア

講 師 : 黒崎 正嗣  /  宇都宮 まどか

1区写真黒崎先生2枚目

第1区の福岡県の無料講習は平成29年2月6日、小倉商工貿易会館に於いて黒﨑正嗣 県講師と宇都宮まどか 県講師をお迎えして行われました。当日は天候に恵まれ、暖かく、講習会にとっては良い一日でした。90名の受講者があり、盛会に開催出来ました。今回の講習会には小副川理事長並びに樋口事務局長のご来場をいただきました。

まず、小副川理事長が会場の皆さんに親しくご挨拶をされました。理事長自ら組合の現況や将来の方向性を語られ、皆、厳粛に受けとめました。その後、樋口事務局長が同行された目的をお話、商社の紹介を行いました。商社が会社及びに商品説明をお行った後、本来の技術講習会に移りました。

1区写真黒崎先生

黒﨑講師のテーマ レディース ショートヘアーパーマ

黒﨑講師の同伴の娘さんが助手として手伝いに入りました。モデルは毛髪20センチ位のフロントと口頭下部はかけずに大きなロットを使用。パーマ液をかける前にたんぱく質の保護剤を使用することで引き締まります。ロットを巻いて2液をつける前にモデルさんが場内を一周してロットの配列などを間近で見ることが出来ました。また、「2液塗布後は、ターバンを3分に1度くらい取り換え皮膚に刺激を与えないように。」との、アドバイスを受けました。ロットアウト後に再度場内を一周して、かかり具合を見せていただきました。

黒﨑講師の想定通りに仕上がったそうです。仕上げカットは先端を少しカットし、スキ鋏は使わず、スライドカットで仕上げた大変、良い作品でした。アシストは坂元久文 県講師に務めていただきました。

s-1区宇都宮先生

宇都宮講師のテーマ 知らんと損する皮膚トラブル&脱毛症について

先ず、心理テストから始まりました。

その後、皮膚のトラブルには次のような原因があるといった講習がありました。

①化粧品やシャンプー、②日焼け、③ケガや外傷といった外因性のものや、①内臓疾患、②抗がん剤や内服薬、③体質に合わないサプリメント、④食物によるアレルギー反応といったものによる内因性のものに分かれます。

また、脱毛症については①外傷性、②代謝障害・栄養障害、③梅毒性のもの⇒施術者も手指消毒及び手洗い敢行する、④心配する必要のない新生児脱毛症等があります。

円形脱毛症の場合、原因を探り、育毛剤、ヘアースタイル及びかつら等でカバーを提案します。

 

皮膚のトラブル及び脱毛症についてスライドや写真を見て、大変、良い勉強になりました。

理容師として、接客業者として、お客様に対してのプライバシーやプライドなど気配りをしながら、どのように対処していったら良いか等、アドバイスをすることに大きな課題があることを痛感しています。

1区会長 塩川 勝文

2 区   平成29年2月13日【直方市中央公民館】 

テーマ : 今どきのヤングヘアー&シニアヘアー&ヘアカラー

講 師 : 山口 貴志  /  樋口 敬裕

 

2区山口貴志先生

一昨日の雪で筑豊山間部では、かなりの積雪でした。そのため、天候を心配しておりましたが、風は冷ややかながらも、講習会日和となりました。

教育部の司会で時間通りの開講です。小副川理事長が出席、ご挨拶をいただき、ありがとうございました。

講習は山口 貴志講師による「技術の価値観、売上を上げるには、どうするか。ヘアースタイルにどう盛り込むか。」といった経営の内容等も説明があり、受講者は真剣に耳を傾けていました。

技術では年代別(ヤング・アダルト・シニア)でスタイル作りと云う事でサイドバックスタイルとミディアムスタイルをしていただきました。サイドバックのボリューム調整やセニングの使い分け等、とても解り易い内容でした。

2区樋口先生

 

樋口 敬裕講師による「白髪ぼかし」では「タイム差の塗布」に講習いただきました。白髪の量や仕上りに時間差をつけて染めていく事で、サイドからトップまでの仕上り方がとても自然でした。

明日より営業で使用できる技術をありがとうございました。

 

筑豊理容師会

会長 橋本 正

 

 

 

3 区   平成29年2月13日【福岡理容美容専門学校】

テーマ : 今どきのヤングヘアー&シニアヘアー&ヘアカラー

講 師 : 横手 哲也 / 藤﨑 祐司

s-29.2.27 011

シニアヘアーはトップエリアを長めにカットし、ネープ、耳回りはグラデーションで耳を出す程にカットを行い、O字パートにロットパーマを施し、耳回り、ネープはパーマ液に増粘剤を混ぜて、髪の膨らみをストレート感で押さえ、フィニッシングは軽いワックスを使い、「今どきのキメすぎない大人のアバウト髪」が完成しました。

 

ヤングヘアーは「ザ・バーバースタイル」で、クリッパーは使用せずに鋏によるゼロぼかしを行っていました。その後、ミドルゾーンまで刈り込み、フロント、トップ、クラウンエリアにリッチが効いたパーマウェーブをかけ、フィニッシングはジェル系ワックスで、「今時の無造作なウェーブ・フェードスタイル」になっていました。

横手 哲也講師の技術と技術解説に、藤崎 祐司専門講師による、還元剤、酸化剤等のパーマ理論、ケミカルを交えながら、両講師の専門分野を活かした講習会でした。また、両講師のコミカルで息の合った掛け合いに「楽しかったし、勉強になって良かった。」、「明日からの営業に使える。」といった喜びの声が聞こえました。

3区担当 丸山 茂

 

 

 

4 区    平成29年2月13日【サンライフ久留米】

テーマ :  今どきのヤングヘアー&シニアヘアー&訪問理容

講 師 :  寺田 勝次  /  小森 貴彦

4区寺田先生

早朝から晴天に恵まれ、8人の支部長は全員、午前9時30分までに集合、予定通り午前10時に講習会を開始しました。

はじめに、小副川理事長より預かったメッセージ、「営業支援」、「後継者育成」、「組合財政改革」といった目標をお話し、組合行事経費の見直しに伴う経費削減と収入源獲得の一環として協賛商社 松本興産株式会社のモールドウォーターの紹介、説明を10分間、行いました。

その後、寺田先生と小森先生の挨拶の後、寺田先生による「今時のヤングヘアー」を始めに行いました。

ヘッドスパ等の話を交えながら、事前に薬液処理していた若い直毛のモデルさんのカットに入りました。天頂部7~8㎝、ヘッドスパ等の話を交えながら、サイドはツーブロックカット。後頭部はボリュームをもたせ、ツーブロックの上部長髪部をレザーで馴染ませ、全体に梳きバサミで毛量調整、フロント、サイド、トップをスライドカットによる毛束感のベース作り、パーマをかける前にしっかりしたベースカットが重要だと強調なさっていました。

次いでアイロン施術です。8mmの丸アイロン170度、髪の根元を起こしてボリュームを出す技法を用い、フィンガーセットで遊びのある自然な仕上がりになっていました。

二人目の「シニアヘアー」は事前に薬液処理を終えたモデルをカットしました。震災刈りベースのツーブロックスタイル。分髪部にトリマーでラインを入れることで手入れが更に楽になるとのことです。アイロン処理によって自然に立ち上がりのある「シニアヘアー」の出来上がりでした。

4区小森先生

小森先生の「訪問理容」では寝たきりの人、動けない人だけではなく、子育てで忙しい人等も対象にすれば利用者は増える一方だとのことでした。久留米市の将来推計人口、2025年を例に挙げて、75歳以上が約5万人×3,000円×年4回として約6億円。65歳以上で介護されている人が約5万人×3,000円×年4回として約6億円。合わせて12億円の事業が出来るとの説明でした。

各受講者にA4用紙22枚の資料を配布していただき、訪問理容のメリットや認知症の場合、意思の疎通を確実にするために一対一だけの施術は避ける、顔剃りは安全の為にT字型カミソリやシェーバーを使うといったポイントをお話いただきました。また、毛を絶対に残さないようなカットクロスの掛け方やブルーシートの敷き方等、丁寧で細やかな説明がありました。

時間の関係で、寺田先生の施術の合間やカットしながら小森先生に講義していただく状態で両先生とも多少やり辛かったのではないかと思いますが、大変、充実した講習でした。

4区 会長 赤坂 勝行

 

 

最近の記事

  1. 83F3B146-E8EE-4A48-B7DE-05F1F1E84461
  2. IMG_2056
PAGE TOP