元号が平成から令和に変わり新たな時代の幕開けとなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は6月3日に皆様の店舗で協力頂きました支援金を小副川理事長から賜り、理事長と理事の皆様に近況を報告させて頂きました。皆様の温かいご支援に益々勇気を得て7月末に台湾台中市で開催される2年に1度のアジア選手権に向けて、日々精進して参ります。本当にありがとうございました。
さて、私事ではございますが4月より3ヶ月間限定で練習拠点を福岡から東京・千葉に移しました。理由は本年度から正式にパラ卓球ナショナルチームに監督が就任したからです。(従来は監督・コーチ不在)
その監督の卓球場での練習をメインに東京・千葉近郊で練習や対外試合を行っています。他のパラ卓球選手も同様に監督の卓球場へ練習に来ています。
7月末のアジア大会では強豪中国がおりますが、中国に勝てれば世界でも勝てます。今は中国対策の戦術・技術を徹底練習しています。
また、卓球は相手よりも1本多く返球する競技です。どんなに強打しても返されてしまえば得点にはなりませんが、どんなに緩くても返されなければ得点できます。そこでビデオを繰り返し見て、ボールのどんな回転、どんなコースが相手にとって「本当に有効なのか」を分析しています。
現時点での最大の目標であるアジア選手権までの残り約1ヶ月半、悔いのない強化期間にします。
また、6月1日は北九州でブリヂストン主催のオリンピック×パラリンピックのイベントが開催されました。バレーボールの竹下佳江さんをはじめ、サッカー・水泳・フェンシング・バドミントン・ボッチャなど多くのオリンピアン・パラリンピアン、そして2,200名を超える参加者の方々と運動会で一緒に競技し、卓球教室では講師をさせて頂きました。
幼稚園児から70代の方まで様々な年代の方々が参加していらっしゃいました。また、障がいのある方も参加していらっしゃいました。参加者全員が各々できる範囲で身体を精一杯使って汗を流し、仲間を応援し、大いに楽しんで笑顔になれた1日でした。私にとってもあらためて、スポーツのもつ素晴らしさを確信できた1日でした。
ゲスト出演者は引退されている方が多かったですが、その方々が真剣に競技に打ち込んできたからこそ出てくる言葉も多くありました。
そして、この方々は真摯に打ち込んできたからこそ今、スポーツの素晴らしさを伝えることができるのだと確信しました。非常に良い経験をさせて頂きました。
新年度、私の環境は大きく変わりましたが、必死になって目の前の「卓球」に打ち込んでいく事は変わりません。
今後とも皆様のご支援を宜しくお願い致します。
立石アルファ裕一