立石選手の活動報告

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組合員の皆様、いつもお世話になっております。

ご報告が遅れてしまいましたが、これまで私の東京パラリンピックへの挑戦に対する応援・ご支援を賜り本当にありがとうございました。

結果は7月に発表されたリストから外れ東京パラリンピックへの出場は叶いませんでした。

これまでの多大なる応援・支援に結果で応えることができずに申し訳ございませんでした。

9月5日の東京パラリンピックが終了し、組合からのご支援もここで一旦終了という事になります。これまでの温かい応援・ご支援に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

 

パラリンピックの出場は叶いませんでしたが、出場選手の直前合宿の練習パートナー、また大会のTV放送の解説という形で関わらせて頂きました。正直なところ、悔しい気持ちもまだ残ってはいましたが、やるからにはベストを尽くすよう努めました。

パラリンピックの解説は単なる技術解説ではいけないと思っていました。『①選手の障害により何が難しいのか?(=どこが弱点なのか) ②その弱点を(相手が)どう狙っているのか? ③弱点(=自分の障害)をどう克服しようとチャレンジしているのか? ④そうやって自分の障害(=弱点)に対して挑戦をしている姿を伝えよう!』 と努めました。

インターネットニュースなどでも『オリンピックは見て凄い!と思う。パラリンピックは見て「もっと(自分も)頑張ろう」と思った←(励まされるといった意味であれば励まされる、と置き換えても良いのではないかと思います。』』という声が多数上がっていました。今後、もっとパラスポーツが日常化していく事を願います。

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また、卓球は個人競技ですが、TV解説は解説者である私、実況アナウンサー、番組のキャスター、そしてカメラ、時間計測、照明、情報収集、その他別室でオンエアやCG映像を担当してるスタッフ等多くのメンバーで協力して創っている現場です。これまで身を置いたことのない環境で、とても新鮮さを感じました。

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そして、日を追うごとに連携すべき所が分かり、それを実践していくなかで楽しさを感じる事ができました。

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解説の仕事も終え閉会式を見ながら感じたことは、東京パラリンピックに届かなかったという悔しさもありましたが、それ以上に皆様のご支援への感謝です。

この5年間で全日本選手権優勝、日本ランク3年連続1位、世界選手権6位、アジア大会銀メダル、国際大会金メダル・銀メダル・銅メダルメダル獲得9枚、という結果はひとえに皆様からの応援・ご支援のお陰でした。本当にありがとうございました。

 

そして気持ちを新たに、次の3年後パリを目指そうと思います。その為にはまず国内の全日本選手権、国際大会派遣選考会をクリアして一歩ずつ進もうと思います。

国際大会では10月初旬のフィンランド大会、10月下旬のヨルダン大会の中止が発表されました。まだまだ国際大会の先行きは不透明ですし、国内の新型コロナウイルス感染状況・変異株の広がりなど不安要素はあります。しかし歩みを止めず今後も進んでいきます。

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重ねてになりますが、これまでの応援・ご支援、本当にありがとうございました。

皆様の今後のご発展とご健勝をお祈り申し上げます。コロナ禍におかれましてはくれぐれもお体に気をつけてお過ごし下さい。

立石 アルファ裕一

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