平成２９年７月３１日（月)の午前と午後の２部にわたり、『第３回夏休みこども理容体験会』が福岡理容美容専門学校１Ｆにて開催されました。

福岡市周辺の男女問わず、小学生４年生から６年生を対象に午前と午後合わせて約４０人の子ども達がカットやシェービング、シャンプーなどの理容師の仕事を体験しました。

 

 

 

まず、理容組合に所属し国家資格を持つプロの理容師達が、子ども達に直接、指導することを明記した文書を提出し、福岡市教育委員会の後援をいただきました。その後、同市の市政だよりにて一般公募を行い、総勢１００名を超える応募がありました。お問合せも多くいただき、第３回を迎えるこのイベントの認知度向上と「夏休みの期間を利用して、職業体験のイベントを我が子に体験して貰いたい」という親御様の関心の高さを実感する結果となりました。

当日は理容師がどのような仕事をしているのか、理容師と美容師の違いや理容組合に所属する理容師のPRなど、先着で選ばれた４０人の子ども達、引率の保護者の方達にしっかりと伝えることが出来たと思います。

また、今回初の試みとしてエキシビションの時間にヘアショーをしましたが、体験だけとはまた違った、子ども達のキラキラした眼差し、真剣な表情がとても印象的でした。

そして、各メディアの取材もあり、TV放送で３局、新聞社で３社と体験会の情報を発信していただきました。

『第３回夏休みこども理容体験会』は青年部を中心とするイベントとして、また、後継者育成事業として後押しをしていただきましたこと、感謝いたします。

お忙しい中、イベントスタッフとして参加していただきました組合員の皆様にも心から感謝申し上げます。

小学生向けのイベントということもあり、即座に後継者育成という訳ではありませんが、体験した子ども達の心の中に将来の職業選択肢として理容師が刻まれたことは確かです。

 

世界に誇れる日本の理容技術が後世に続いていくためにも、小学生や中学生に対しこのようなイベントを継続して行っていけるよう、見直しを行いながら、これからも努めていきたいと思います。組合員の皆様におかれましても、ご理解とご協力のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。

青年部長　吉川　正志