熊本・大分地震で被災された方々に心より御見舞い申し上げます

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熊本・大分地震災害でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々に心より御見舞い申し上げます。また、福岡県理容組合は今後も被災地への支援を続けてまいります。熊本・大分の1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

福岡県理容組合 理事長 小副川浩二

被災地へ向けて支援活動報告

2016年4月14日(木)、熊本を中心に震度7の地震発生、その後も震度6以上の地震が3回、震度1以上の地震が5月11日現在までに1,300回以上記録されています。

4月15日(金)
熊本県理容組合高野理事長に地震見舞いの電話を入れ、状況をお聞きしました。

4月19日(火)
福岡県理容組合からの支援物資500mlのペットボトル水を約100本、福岡理容美容専門学校(旧FRBビューティーカレッジ)から24本入り500mlのペットボトル約200本を福岡市の「WITH THE KYUSHU プロジェクト」として救援物資を集めている福岡市の旧大名小学校に持参しました。


▲写真は福岡理容美容専門学校(旧FRBビューティーカレッジ)の生徒が旧大名小学校へペットボトルを運ぶ様子

4月28日(木)
熊本県理容組合高野理事長より、「組合員の店舗で地震災害により店舗の道具が 全部使用出来ない状態なので、可能であれば、至急、理容器具の鋏・くし・刈布・タオル等の寄贈をお願いしたい。」とご連絡いただきました。緊急な依頼でしたので、福岡市連絡協議会平山会長にお願いしたところ、快諾していただき、福岡市内7支部に熊本県全壊店舗救援チームを結成してFacebookで情報を流しました。

5月1日(日)
熊本県全壊店舗救援チームが大名にある私の会社事務所へ組合員から提供された理容器具他を持ち込み、必要な理容器具・マスク・消毒液の分別、仕分けを行い、整理しました。
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5月3日(火)
福岡県理容組合からの支援物資を私の車に満載し、熊本県に向かいました。最初に熊本県理容組合高野理事長のお店を訪問し、お見舞いを申し上げました。幸いにして高野理事長のお店は損害も小規模で、お隣りにあるご自身経営の銭湯「たかの湯」も損害が少なく、地震の数日後から被災者の皆様にお風呂を無料開放していらっしゃるとのことでした。一日多いときは800名がお風呂を利用し、市民の方々から大変、感謝されていました。
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その後、熊本県で一番被害の激しい益城・御船地区をご案内していただきましたが、地震災害の現場を見て余りの悲惨な状況で言葉も出ないほどのショックを受けました。

被害の激しかった御船支部後藤支部長宅に6店舗の組合員に集まっていただき、理容器具一式を寄贈させていただきました。後日、大津支部横山支部長にも理容器具一式を寄贈させていただきました。
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また、福岡県理容組合から御見舞金10万円、福岡理容美容専門学校(旧FRBビューティーカレッジ)から5万円を熊本県理容組合に贈らせていただきました。
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6店舗の組合員の方々は最初いろいろなお疲れがあるせいか、表情も硬く暗いお顔をされておりましたが、徐々に目に輝きが出てきて最後には表情も明るくなり「これからもう一度、待っているお客様の為にも頑張ります!」と元気に声が出てくるようになりました。

最後に熊本県理容組合高野理事長から「本日は本当にありがとうございました。福岡県組合の皆様の熱い思いを形にして頂き、心から感謝と御礼を申し上げます。今日の友情は決して忘れることはありません。」との感謝のお言葉をいただき、「福岡から駆けつけて本当によかった。」と熱いものがこみ上げてきました。

今回の熊本地震災害救済支援活動を通じ、人として理容組合のありがたさを実感いたしました。それと同時に組織や団体の枠を越えて、このように多くの皆様にご協力いただけたこと、感謝しております。
さらに、いくつかの支部からは支援についてお問い合わせもあり、そこでも皆様の温かい気持ちを感じるとともに、理容組合の絆の強さ、団結力を感じました。

今回の支援活動にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

記 福岡県理容組合 理事長 小副川浩二

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