西日本の理事長が一堂に会し、各県が抱える諸問題を討議する会議が今年は広島県において１０月１６，１７日に開催されました。午後２時に広島駅に集合しバスにて広島平和記念資料館に向かいました、先日アメリカの大統領として初めて広島の原爆資料館をオバマ大統領が訪れ原爆で亡くなった１４万人の方々に花輪を捧げられました。私たちも原爆の被害を目にしながら余りの悲惨さに目を背けたくなりましたが、二度とこの様な悲劇を起さないようにしなければと感慨深い見学になりました。その後ホテルに入り今回の幹事役広島県の三住理事長の開会挨拶に始まり、全理連大森理事長より業界の諸問題に関して講演をいただきました。西日本地区の各県の理事長が２２名参加して各県の状況や情報を交換し約３時間に亘り成果のある時間を過ごすことが出来ました。

 

 

 

 

翌日は全理連協賛商社の赤ちゃん筆を作成している光文堂本社を見学しました、現在までに１００万人の赤ちゃんが筆を作成した日本一の工場を初めて見学いたしましたが想像以上に手間のかかる作業で一人の赤ちゃん筆の制作にこれだけの人が関わるとは思いませんでしたし、１２の工程を経て丁寧に出来上がる筆に感心しました。職人技の必要な作業に職人のこだわりが伝わってくる場面でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島県の理容組合では長年に亘り毛髪供養を行っているとのことで、幸いなことにその供養祭に立ち会わせていただきました、場所は広島県の西条市で地域の組合員の方々と供養祭の神事に立ち会わせていただきました、我々理容師が毎日生業として散髪をさせて頂いて幸せな人生を営めることに感謝をさせて頂きました。